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by mackworld
| 2023-10-01 03:36
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銀座に「煉瓦亭」という小さなレストランがある これね ここの「エビライス」が美味いと評判だったらしい で東京でこれを喰ったうちの(旧小倉ステーションホテル)コックが まねをしてホテルでも提供したのね 1972年頃の公務員給与が52,700円の頃に500円で出しました 今なら1700円くらいかな これが至高のバターと良質の海老を使ってたから 美味いのなんの、オイラの友人は調子に乗って3皿お代わりしやがった。 なってこった。
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by mackworld
| 2023-09-07 23:05
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知り合いから嫁が柴犬を預かって来た ここ数年続いている年中行事 餌に「花かつお」や「いりこ」を与えると やたら喜んでバクバク食らう こいつは3年前に来た時は人見知りで 全く懐きもしなかったが こちとらワンコ懐柔歴60年の古武士なのだ どうすればワンコが喜ぶかくらい研修済で免許皆伝なのだ で 乾きもの攻撃であえなく懐柔成功 こんな顔つきですり寄ってくるようになった この子がいるのは3泊4日 嫁が「翔くんがおらんと寂しいわ」と たった数日の邂逅にさみしさをにじませる うちには子供がおらんからなーとこっちまでしみじみしてしまった。 こっちは 顔は悪い 態度も悪い 食い意地最強 寝て屁をたれる 雷に怯え俺の部屋の扉かきむしる いつも腹を減らしている 散歩は1日何回でも行きたがる と めどうくせーワンコだったが 懐いていた 小次郎君 #
by mackworld
| 2023-08-08 00:38
| ワンコ
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映画「生きる」50年ぶりに再見
今年の3月に洋画でリメイクされ脚本がノーベル賞作家の「カズオイシグロ」だったから黒澤作品をもう一度見たくなったのだ。原作がトルストイなのも面白い。 この映画の主人公、渡辺勘治は世界を救ったり、何らかの偉業を成し遂げたりはしない。どこにでもありそうな小さな公園を一つ作るだけだ。末期癌の宣告を受けた市役所職員が一念発起して公園を作る、という物語は、非常にスケールが小さく、陰鬱な印象を与えもする。しかし『生きる』はそんな題材からは想像もつかないほど壮大で豪華な、そして楽しめる映画に仕上がっている。単純に言ってものすごい表現力だ。 無意味な忙しさを象徴する膨大な書類の山、ダンスホールやストリップ劇場にひしめきあう大量の人、頻繁に視野を遮り走る車、渡辺とトヨの背後で誕生日を祝う少女たち。何もかもがスペクタクル映画のような量感だ。それらを捉えるカメラは常に移動し、首を振り、被写体に近づき、また遠ざかり、縦横無尽に動く。個々の被写体とカメラ、構図や動きなど、あらゆる視覚的要素がせめぎ合って、ダイナミックで魅力溢れる画を次々と描き出していく。 渡辺の無音状態のアップからカメラが引いていき喧騒に満ちた往来となる場面では、静寂と突然のクラクション、呆然と立ち尽くす渡辺、その後ろで明滅する溶接の光、目の前を轟音とともに横切っていくトラック、そしてそれらを捉えて広がっていくフレーム……、全てが渡辺の主観を表現している。ショックで視野狭窄を起こし、何も見えず、何も聞こえていない状態から、驚き、徐々に周囲の様子が認識されてくる彼の心の動きが外在化されていて、それはもはや、我々観客自身の心の動きでもある。 渡辺が天啓を得る誕生会の場面では最初、左側にいて観客の感情移入の対象だった渡辺が自然な流れで右側に移動して客体となり、替わりにトヨが主体として前景化してくる。渡辺とトヨの切り返しの連続、トヨの視点から見る渡辺の不気味で滑稽な顔、そして同情から怯え、その場しのぎの返答へと、目まぐるしく感情を変化させていくトヨ、その後ろの喜ばしげな女学生たち……。渡辺を祝福するかのように「ハッピーバスデートゥーユー」が合唱され、しかしそれはすぐに、階段を降りて去っていく年老いた渡辺と祝福を受けて階段を登る若い女学生が交差する苦いアイロニーへと変容する。 ここで物語は、答を見出し歓喜に溢れる渡辺を語り、それに対して描写は冷徹な現実を描き、祝福の歌は喜ばしくもありながら、もう決して取り戻すことのできない何か素晴らしいものの象徴でもある。ここでは黒澤の技巧が冴え渡り、音と映像、物語と描写、その他人物、視点、方向性など、ありとあらゆる要素が幾重にも意味作用を生み出し、極上の映画表現となっている。 他にも全てを挙げることはできないが、優れた描写が多数あり、その映画表現の魅力は圧倒的だ。この映画の豊かさは題材やストーリーからは決して予想できないだろう。 また、この映画は深刻な内容に似合わず、コメディとしての面白さも備えていて、1度帽子を盗られてからの渡辺の警戒具合や、生まれて初めてストリップショーを見て奇声を発したり、「ミイラ」と呼ばれてビクンと震えたりと、渡辺の過剰な反応が一々面白い。トヨもショートケーキやおしるこを常に二人分ペロッと食べていたり、渾名づけのセンスが抜群に上手かったりと、楽しくて笑える描写がそこら中にある。様々な深刻な場面での渡辺のアップは志村喬が熱演し過ぎるせいもあって特に面白い。ちょっと不謹慎な感じもして、もしかしたら本来意図していなかった効果なのかもしれないが、面白いのだから映画としてはわるいことではないだろう。悲劇と喜劇は本当に紙一重だ。 渡辺の行動とそれがもたらした結果がどのような意義を持つのかは観客次第だろう。実際のところ、彼が大量生産品のウサギの玩具にいったい何を見出したのかは誰にも分からない。言葉にすれば「他者のために行為すること」ということになるだろうが、そんな何の実感も伴わない言葉だけで説明できたことにはならないだろう。そこには何か、語り得ないものがあるのだ。彼はそれを発見し、それによってどんな種類の慰めも称賛も必要とせず、確かに自らの生を生きたのだ。その何かは観客に向けられた疑問符として、いつまでも我々の心の裡に留まり続けるのかもしれない。 #
by mackworld
| 2023-07-14 15:48
| 映画
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まだ10歳くらいだったか 母親のたくらみで当時の担任の婆ちゃん先生と結託し オイラは無投票で学級委員長にさせられた 副委員長はその不正人事に気づいており 演壇で二人で議事進行中に何度も思いっきりわき腹をつねりあげられ 体があざだらけになった。 「人生は不条理だ」 若干10歳にて、そう感じた幼少期となり人格崩壊した 当時の級長はクラスで1番背が高く、頭もまあまあ良くスポーツマンで 特に女子児童の憧れの存在でなくてはならなかったのだ こんな写真(ネット拾い物)を見ると当時の「しがらみ」が想い起こされ ほろ苦い。 #
by mackworld
| 2023-06-01 02:44
| 日記
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