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リンクで脳震盪、でも根性で頑張った。

日本人のメンタルに訴える「美談」なのだす。
見ていて、確かに日本男子の琴線に触れるかっこよさでありますた。

衝突時の痛々しさを見ていても、かなりのダメージ。
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でも数分後、金メダルの意地を見せる
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観客も「ブラボー」の拍手

でもなぁ、脳梗塞を経験したオイラは脳科学を随分勉強したから言えるのだけれど
これは「無謀」の一言に尽きるのだすなー。
ヤフーニュースでも取り上げられておりますたが、脳震盪はかなりヤバイ状態なんだよなー

「交通事故をたびたび繰り返す人はそういないが、スポーツの脳損傷はくり返される。そしてそうした脳へのダメージのくり返しが、致命傷になりうることがこの数年、脳神経外科医の間ではもっとも重大な関心事となっている。
しかも恐ろしいのは、脳へのダメージがくり返されるときには、2回目以降の脳への衝撃がそれほど大きくなくても、致命傷になりうるというのである。字義どおりの、選手「生命」の危機である
仮に羽生選手が脳震盪であったとすれば、羽生選手は、医師の管理下にあったと考えられるため、それでも「受傷後最低24時間」は安静にすべきだったということになる。
羽生選手の側には、本番をこなさなければならない事情もあるだろう。ファンの声に応えたい気持ちもあっただろう。そのことは個別の問題として置いておくとしても、どうしても気がかりなことがある。それは、脳震盪に対する関心の低さと、脳震盪(の疑い)を乗り越える姿が美談化される日本のスポーツ文化である。日本のスポーツ文化は、根性で危機を乗り越える場面を、拍手でもってたたえる。そこには感動の涙が溢れている。
脳震盪の可能性が疑われるのであれば、どうか今回の出来事を機に、考え直してほしい。そうした「拍手」や「感動」は、選手の生命をむしろ危機に追いやる可能性があるのだということを」

自分の将来は自分で決められるから、自己判断が確かに優先されるのだろうけれどね、数年後に影響が
ないことを祈りまする。
by mackworld | 2014-11-09 14:22 | 日々雑感 | Comments(4)
Commented by atomota at 2014-11-10 08:14
テニスで脳震盪というのは考えにくいけれど、
今はどういうルールになっているか知りませんが
プロの大会では、足がつったりしても
誰も助けに入ることができないそうです。
松岡修造もウィンブルドンでだったか足がつっていましたが
誰も助けに入ることはできないのをTVで見ました。
しかしそのまま放置しておくと命の危険もあるそうで
運営側が、そうしたあらゆることを考慮して
選手生命にかかわることは排除すべきだと考えます。
Commented by natnoz_39 at 2014-11-10 11:13
なるほど。そうですよね。この一瞬の栄華にある他人の歓声・・冷静に家族の立場だとしたら、その瞬間やめさせたいと苦悩したことを想像します。有名になると・・その点のプライドは捨てられないかもしれません。。。脳震盪のこと知らなかったです。勉強になりました。
Commented by mackworld at 2014-11-10 21:36
■アトムどん
基本オイラは「えーい、後は野となれ山となれぃっ」と
後先考えず突き進む性格で、後で後悔先に立たずの繰り返しだったから、なおさら若者には慎重さを求めるだすなー。
Commented by mackworld at 2014-11-10 21:43
■舞妓はん
本来「脳」は激しく揺らしてはいけまへん、赤子をあやして首をカクカクさせると死んでしまう事もあるそうだす、頭蓋骨がいくら硬くても内側が急激に移動すると脳は毛細血管から少量の出血をするだす、打たれ強いというタイプのボクサーの大半は後日植物人間になっておるのは大きなダムの小さな決壊が将来的に大放出になり脳の機能が失われるのと同じだからなのだす。
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